今回のアンプはかのWEであまり馴染みのない251AというPa=1000WのHF用の送信管です。この球はオーディオ用にA1規格もあり正規の電圧ではシングルで130W出るとあります。しかし、このアンプは72Vだけですので出力は見掛け倒しといえます。それでも私のところでは十分な音量で鳴ってくれます。 ご覧のように横に845を置いてありますので球の大きさが分かるかと思いますが、シャーシは前の6P80Aと同じ大きさですのでかなりのトールボーイといった感じになっています。251Aは本来吊り下げがたのマウント方式ですがこのアンプでは簡単に電解コンデンサーのバンドを使ってシャーシに固定してあります。よってシャーシの加工は非常に楽にできました。 今回も出力トランスに電源トランスを使っていますが、このアンプのはサンスイのトランジスター用のものです。もともと巻数比が小さいのでインピーダンスを稼ぐのにちょっと特殊な使い方をしています。 音は低インピーダンスのトランスの特徴であるようにナローな感じはしません全体にバランスよく出てくれます。案外トリタンということを意識させないなり方が意外でした。でも直熱3極管の味は十分です。
巨大ですねえ。まさにイカ釣り船級ですね。A級130Wの音も聞いてみたいものですが、外道の道を踏み外してしまいますね。・・にしても、どうしたらこのような球を入手できるのでしょう??まあ、入手したところで手に負える代物ではありませんが・・・。
この球は元々正規の電圧で使う予定で3000Vのトランスも用意していたのですがアンプの規模が大きくなりすぎるのと、最近は低電圧でも十分な音量が得られることがわかりましたので路線変更しました。 漁り火のようには行きませんが、とにかく明るく輝きますので部屋を暗くしても十分な照明になります。 手に負えない球をお気軽にそれもステレオで使ってしまうのがまさに外道ですね。
鉄道模型が見えるような気がします。
後に見えるのは主にヨーロッパの模型です。日本の鉄道には無いユニークな発想の車両が好きです。レイアウトのように見えますが、走らせることはせずに只見て楽しんでいます。
IGBT並みの真空管ですね。もう、こうなってしまうとオーディオアンプとは、思えませんねぇ。感服しました。