外道ファンのみなさん、おはようございます。またまた変なアンプを作りましたので載せてみます。一見するとマトモなアンプに見えます。しかし妙に球数が多いのでは?そうです、使っている球はありふれたEL34ですがこれを低電圧で動作させているために出力を稼ぐのに片chで4本使ってブリッジ型としていますので合計8本ものEL34が立っています(ちょっと賑やか)。 で、B電圧はというとアンプの後ろにある5Vのスイッチング電源を4個シリースにつないで20Vです。ということでEL34は1本当り10Vで動作させています。なんとまあオチャラケな使い方ですが、最近低電圧アンプにはまっている自分としては是非作ってみたかったものです。低電圧ですから当然本来の出力は望めませんが、静かに聴く分には不満はありません。つまり「夜のアンプ」ということになりますね。さて、このアンプも今日の関西例会に持って行くことにします。
外道ファンのみなさん、こんにちは。昨日(9/17)の関西例会にこのアンプを持って行き試聴してきました。結果は予想通り、「夜のアンプ」は昼ではちょっと苦しいこととなりました。まあなんとか鳴っているなといった感じで、このアンプの音の素性が全然わからない状態でした.低電圧使用の特徴でもあります入力に対して出力の飽和が速く、ボリュームを上げると直ぐに歪んでしまいます。曲によってはなんとか聴けるものもありますが、弦楽器のソロでは耳をふさぎたくなりました。例会に参加の皆さんからは、よくまあこれだけの図体をしてこんなものかと感じていたかも知れません。「まあB電圧が20Vですから」といつもの苦しい言い訳!しかし、決して諦めませんぞ。今日早速このアンプを改造しましてブリッジ型からパラレルPPに回路を変更しました。外見は何も変わっていませんし、電源電圧はそのままです。で、改造後の結果ですが、さすがに出力はアップしました。でもどことなくブリッジ型のときの音の厚みが薄くなったような気がします。でもやはり出力アップのメリットの方が勝っているようで、よく聴くとどこか頼りない音ですが、それでもでもしっかり聴くことができます。ということで、これなら次の例会では皆さんから納得して頂けるものと思っていますのでどうかお楽しみに。
村嶋さん、やってますねー。ご存知とは思いますが、今年の暮れのお寺大会は、B電源電圧(プレート電圧にあらず。)30Vのアンプがテーマです。参加しませんか。
荒木さん、こんにちは。村嶋です。今年の冬の大会には参加致しますのでよろしくお願い致します。ところで、現在大会に出すアンプは3A5パラシングルを予定していますが、大会までには時間がありますからこのEL34パラPPアンプももっと改造して結果が更によければエントリーさせます。