イコライザー付プリアンプを製作したので、30年前のプレーヤーを引っ張り出して聞いてみました。ビクターのJL−B51です。その当時のままのカートリッジでレコードをかけたのですが、針が滑って、音飛びのするCDプレーヤーみたいな状態でした。よく見ると針が沈み込んで、ガイドのプラスチックがレコードに接触していてアームが流れてしまうようでした。これはもうカートリッジの構成部品が30年もたつと経年変化でおかしくなってしまったのかなと思ってあきらめたのですが、写真の中央の部分を細い針で持上げてみたら針が沈まなくなりました。アームが流れる状態は改善されました。これで大丈夫なのかな。サテンのカートリッジは高出力型のMC(M−117E)なのでヘッドアンプなしでも聞けました。それにしても針は磁石で固定されるタイプなので交換できるのですが、会社がなくなっているので、別のカートリッジを探さなければなりません。MMで手ごろなものを物色しなくちゃ。レコードは、手入れが良くないのですぐ、すぐ音がにごってしまいます。手がかかるなと思いました。それにしてもレコードを聴くのは30年ぶりなように思うのですが、意外とレンジは狭くない感じの音だなと思いました。CDより扱いがとても面倒ですが。
サテン、懐かしいですね。M−14があるのですが、先っぽの針先の部分がどっかに飛んでしまいました。