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暇潰しに50B5−12AU6のアンプを作ってみました。残留ノイズ2MVでマアマアのの出来です。先ずは写真を送ります。
過去にSEPP用としてよく使われた球ですが、通常のOPT付きのppアンプでの使用では使いにくいことから敬遠されて、現在ではいわゆる「猫またぎ球」となっています。今回は、新回路と電源周りの工夫により、通常の3極管とほぼ同様の使用部品(OPTやPT)で13W出力のアンプを製作することができました。特性も、大変良い結果が得られました。詳細なレポートを添付しますので興味の有る方は参照してください。
Adobe PDF 書類 : img20240930082817.pdf -(1317 KB)
度々お騒がせしております。今回は6B4のシングルステレオです。2A3も何本か有りますがヒーターの2.5Vのトランスが有りませんので二枚プレートの6A3のシングルを作りました。OPTは何時ぞや三土会でUV211 と物々交換させて頂いたものです。このOPTを頂いた方のお名前を失念してしました。認知症の歳頃という事でご勘弁ください。さて、6A3アンプですが40Hzから15Khz位まで略フラットでアンプとしての性能は良いのですが如何せん直熱管の交流点火ですのでハムが9mV前後も出て現代の基準からするとダメです。色々とハム消しを試みましたが何れも役に立ちません。とは言え直流点火にするにはチョット大袈裟でダメアンプとしてお蔵入りを考えましたが一枚プレートの6B4が有ったので交換したところ「何という事でしょう」ハムが3~4mV(NFB無し)迄低下してくれました。2A3と言えば二枚プレートが格好いいと今迄思っていましたがハム音は一枚プレートが少ない事が分かりました。構成は12AX7のSRPPドライブで出力は3Wです。ハムが少なくなったと言えどちらにしてもお蔵入りのアンプです。以前に直熱管のアンプを作ったのは確か高校生の時12Aだったと記憶しています。
前回は60FX5の超シンプルステレオアンプを作りましたが今回は6V6PPに使われたと思えるOPTが有りましたのでこれを使ってみました。6V6はポピュラーなので沢山あるかと思いきやGタイプ、メタル、果てはソヴィエト製の6n6と書かれたものなどで4本確りと性能の揃ったものは有りません。しかしヒョッと箱をひっくり返したら何と7C5がゾロゾロと出てきました。7C5は6V6同等のロックインタイプで話によると飛行機の無線器などに使われたとも聞いています。確かにこの球をソケットへ出し入れするのは力が要ります。B+はラインの120Vを倍電圧してヒーターのみトランスを使っています。NFB無しで左右とも2~3mVのハムノイズとなりました。アースの場所を丹念に探せば1mV位まで減らせると思いますが今回は妥協しています。無歪6W前後歪を無視すれば10Wを軽く超えているようです。周波数特性は40Hz〜20KHzが大体フラットです(6Wで)話が前後しますが構成は電圧増幅12AX7のSRPPで12AU7のPK分割です。シャシーに穴がアチコチに開いているのは以前6BX7SRPPのプッシュプルを作った時のものを再利用したからです。当時机上では性能が良くなると考え挑戦をしましたが実際は手古摺るだけで実用にはシンプルが一番の様です。
度々お騒がせしております。真空管の整理をしていたら60FX5が三本出てきました。昔はセラミックカートリッジとこの球で簡易ステレオレコードプレイヤーを作っていたようです。と言う訳で成るべくオリジナルに沿ってステレオアンプを作りました。カソード抵抗だけのこれ以上シンプルな真空管アンプは無いでしょう。半田付けを終わり性能チェックをしたら何とサイン波がイビツになっています。色々と原因を調べましたがどうもプレートに30mAも流したせいで歪んでいるらしいと分かりG2に500Ωを入れて一本当たり20mAにプレート電流を下げたら波形歪が無くなりました。最大出力1Wで周波数特性は100〜5KHz程度がフラットとなりました。これも使わないアンプです。手前はTDA2822Mのステレオアンプです。アマゾンで$5位だったでしょうか? USB電源で出力は1Wも出ますので真空管アンプの出番は有りませんね。本器は地球上で最後の60FX5ステレオアンプとなるかも知れません。
こんにちは確かにセラミックカートリッジならこれ一本で音が出そうですね、ヒーター60vだと日本じゃ無理そうですが。私が最初に買ったレコードプレーヤーはセラミックでしたがドライバーを付けて6AR5を繋いでた気がします。
土屋さん、レス有難う御座います。そうですね100Vだと50B5とか50C5,50HK6辺りが60FX5に近いかも知れません。50C5でSRPP OTLを作った事があります。あとGT管の50EF5のSRPP OTLを作りました。これだとヒータートランス無しOPT無しで軽量、性能も悪くは有りません。あと25E5を4本使ってOTLを作る事も出来ますが何処を探してもプレートキャップが無いので諦めています。さて次は???
皆さんお元気ですか?カナダは未だ寒くて外に出るのが億劫になっていますが、その代わりに室内で6BX7 PPを作りました。OPTが小さいので2W位出れば良いかなと思ったのですが実際にテストをしたら何とサイン波が崩れる手前で6Wも出ていました。波形の崩れを気にしなければ10Wも出ます。電圧増幅は例により12AX7のSRPPとして12AU7でPK分割をしています。SRPPへの給電は60Vですが6BX7を充分にドライブせてくれます。NFB無しで残留雑音は右1mV、左3mVとなりました。この左右の差は色々と調べましたが良く分かりません。ヒータートランスとOPTの位置関係を変えても余り変化はしませんでした。又最大出力もOPTのせいか6BX7の為か良く分かりません。周波数特性は50Hz〜20KHz迄ほぼ平坦です。B+はトランスレスで倍圧整流で賄っています。私の腕としてはマアマアの出来と云うところです
自己レスです。このアンプで6Wも出るのはオカシイト思い再度チェックをしたところ測定間違いでした。出力端子に8Ωの負荷を繋ぐスイッチがオープンとなっていました。再度測定したところ無歪の最大出力は2Wチョットと云うところでした。周波数特性は50~6000Hzがフラットで後はダラダラと下がり30Khzでは略半減(出力電圧で)しています。やはりうまい話はないですね。マ〜誰も見ていないし読んで貰っていないので罪は無い話という事で自分を慰めています。次は何を作るか悩んでいます。
カナダ寒いんでしょうね、3月頃にエリー湖の沖合100m位の氷上で魚釣りをした記憶があります。東京に来る事があれば是非三土会にも来て下さいませ。
返信ありがとうございます。一寸だけロビンソンクルーソーになった気がしていました。私の住むトロントの近郊では先週まで10度以下でしたが今週から20度を超える日が続く様です。木曜日は25度になる様です。そうですね日本に行く機会がありましたら久しぶり(実は数年前に一回参加させていただきました)に寄らせて貰いたいです。なにせコロナのせいで2019年の秋に日本に行ってから帰国はご法度となりましたので。暇なので今は部品の整理と使う予定の無い真空管アンプを作ったりしています。季節が良く成れば近郊のハイキングをする予定です。
皆さんお元気ですか?WBCも素晴らしい結果で終わりましたがWBCロスで何かをしなければと思い12BH7のSRPPをでっち上げてみました。電源トランスが手に入らないのでB+は何時もの様にラインを倍圧にしました。ヒーターは15V0.5Aの玩具か何かに使っていたのが転がっていましたので1.5Ωを入れて12.6Vとしています。電圧増幅も12AX7をSRPPにしています。SRPPにしたのはOPTに直流を流さなければ少しは周波数特性が良くなるだろうと想像したからです。多分低音は少し伸びているはずです。高音は20KHzで5db落ちと云うところです。何せ小さなOPTですから贅沢は言えません。ハムは3mV程度です(NFB 無し)。何時もの様にヒータートランスの位置をアチコチ変えて一番少ない所で固定しました。出力は無歪で0.6W程度無理すれば1Wは出ています。オシロで波形を見るとどちらかというとハードディスとネーションです。作り始めは超三SRPPと思ったのですがマ〜着てもらないセーターなので止めました。何時かやる気が出たらそのうちとに。
USB PDのACアダプタを使ってYAHAヘッドホンアンプを作りました。予想に反して高性能で、十分実用になります。出力バッファはオペアンプのボルテージホロワが一般的ですが美意識に反するのでMOSFETシングルにしました。
本文なし
製作記事http://dj-higo.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-e1ee51.html
国産2A3登場、値段からして冗談ではない(笑)https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1399692.html
全く良い値段ですね。 1972年(おっ、半世紀前だ!)にRCAの2A3ペアを3,000円で買ったのを思い出しました。
この会社、昔300B作ってませんでしたっけ。手間おんなじようなもんなので、300Bにしたら売れるかも?すごい値段ですね。
酒税、たばこ税と同様に嗜好品としての「非省エネルギー税」を創設しても良さそうです。
昨年末の12月25日、第89回町田オフ会に参加いたしました。目的は高間さん製作の「RES1664d QUAD II型」に会いに行くことでした。 QUAD II型はとても不思議な球アンプで、過去の試聴体験からして、どなたの自作品でも、どんな出力管でも、ほぼパーフェクトに良い音です。高間さんのQUAD II型も例外ではなく良い(好きな)音でした。(※オリジナルは残念ながら聴いたことがありません) 個人的に自作QUAD II型アンプを作ったことはないのですが、QUAD II型の勉強を試みました。その備忘でまとめた物語風資料があり、恥も外聞も省みず、この球アンプ分科会掲示板にアップしたいと思ったしだいです。 多くの先人がQUAD IIを語り尽くしているのに、今更とのご批判はありましょう。内容的には、著名な3人の方々の発表の引用と紹介とそれに対する拙い個人見解です。第三者の検証が無いまま、ただ独断、誤認が多々まれた理解になっている傾向が強く、批判覚悟で是非皆様からご指摘をいただけたなら、さらに理解が高まるはずと願う次第です。 構成は以下です。題名 「私が知っている3つのお話・・・The Q.U.A.D」第1章 "Vacuum Tube Project"/"Paraphase Circuit by Fred Nachbaur第2章「電脳時代の真空管アンプの設計」中林 歩氏第3章 "How does the QUAD II EF86 driver work so well" by Keith Snook 以上よろしくお願いいたします。PS管理者様。掲載した回路図、および写真などは、各WebからDLしたコピーです。よってこれらにはオリジナル作成者の著作権があることを承知しています。個人用途で使用していますが、ここで公開することが不適切で、掲示が不都合とご判断された場合、削除してくださるようお願いします。お手数をおかけします。各位 ご理解に役立つうえで有効と考え添付しています。
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